発掘！あるある大事典２

最終放送であった「納豆ダイエット」では、納豆を1日に2個食べると、納豆キナーゼ等の効果によって痩せるとされていた放送内容が捏造されたデータに基づいた報道と言う事でした。

実際に納豆を摂取しても、納豆キナーゼは血中に侵入しないので、血栓を溶かしたり血液をサラサラにする効果はないそうです。逆に、一部の研究者からは１日に納豆を食べていい限界値は50ｇ程度とされていて、２パック食べるのは言語道断だとか･･･。

しかし、納豆の名誉の為に書きますが、立派な日本の文化的健康食品です。多く食べるから弊害を生むのであって、過剰に食べなければOKなのです。お酒と一緒ですね。

放送から約6日間、全国的にスーパーから納豆が消えたほど、需要と供給が追いつかないほどで、それだけテレビ放送の報道は凄いものと改めて感じたものです。

多くのダイエット法がありますが、単に食べてやせる！というものは、かなり少ないのです。本当に痩せるものは、ほぼ医薬品とされています。垂れ流される情報をただ受身でいたら、悪徳商法と同じで騙されたと気が付いたときはもう遅い事が多々あるでしょう。

最近は、健康番組が間違った放送をしたり、捏造したデータで作った番組が放送されています。私たちダイエットに関わる側も、今回のような事件を持って改めて、情報とはしっかり選別しなければならないと感じられました。

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