二条大麦でメタボ対策、栃木県でスタート

４月１７日NHK総合にてメタボ対策の番組が放映されました。

栃木県が生産日本一の「二条大麦」。これに含まれるGABAが、中性脂肪の除去や、血圧の低下に効果があるという内容でした。

番組では、４月に開始された４０〜７４歳を対象にした「メタボ健診」の義務化。そして、そのメタボ対策に、二条大麦に注目しようというものです。

栃木県産業技術センターや県内の製粉業者・洋菓子製造販売業者がプロジェクトに参加しています。

平成１９年度の経済産業省「地域資源活用型研究開発事業」に採択されたこのプロジェクトによって、二条大麦の抗メタボ成分に着目した商品が次々に開発され、栃木県の新規事業も活性化しています。

栃木県足利市産二条大麦で作った麦こがしを使用したお菓子
など作られています。

大麦ダクワーズをはじめ、大麦ラスク、大麦サブレ、大麦チョコ、大麦ゴーフレット、大麦ぼうろがセットになっていますが、日頃のおやつなどをこのような大麦のお菓子に変えてみてはどうでしょうか？

□キーワード
【GABA】（ギャバ）とは？
γ-アミノ酪酸。抑制性神経伝達物質と考えられているアミノ酸の一種です。

GABAを関与成分とする食品は、特定保健用食品が許可されています。グリコのチョコレートGABAでは、ストレス社会で闘うあなたにと、メンタルバランスチョコレートとして売られています。

実際に、GABAはまだ研究段階にあり、確実なメタボ対策商品と断定するには早いのが事実です。食べ過ぎた時に起こる副作用的なものも未解明です。食べ過ぎずに、体にいい健康食品として扱うのが無難です。

■記事参考
NHK宇都宮放送局：08.04.16 7:45〜8:00　「特産品・二条大麦でメタボ対策食品を」
http://www.nhk.or.jp/utsunomiya/midokoro/index.html

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